北7条ごうだ整形外科について

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北7条ごうだ整形外科の建築状況について

 当院の分院の正式名称を【北7条ごうだ整形外科】と決定いたしました。設計が完了し、この5月に着工しました。設計は本院と同じアトリエTAROの中井寿也先生にお願いしました。建築は宮川建設に依頼しています。総床面積1040m2の鉄筋コンクリート作り3階建ての建物となります。病院敷地内に8台の駐車スペースと病院隣接地に約40台収容可能な駐車スペースを確保しました。病院は地下鉄28軒駅、西28丁目駅から徒歩10分程度となりますが、バス亭も近く交通の便は良いところです。駐車場の数は診療所では中央区で最大となります。

 1階には受付、3つの診察室と処置室、待合室、具合の悪い方の特別待合室、キッズスペースとなります。待合室は本院よりも広いスペースを用意しています。またFree Wifiやカウンターなども同様に設置します。診療予約システムや呼び出しスマートフォンも使用します。

 2階にはリハビリ室、レントゲン関係、手術室が設けられます。リハビリ室は2階の1/2を占有し前面はガラス張りで明るく開放的な空間とともに都会のスポーツジムを連想する色調で統一しています。手術室にはレントゲン透視装置を設置し本院と同じ手術に対応できる体制としました。

3階はスタッフスペースです。

 設計段階で世界中に新型コロナウイルスの猛威が広がりました。その為建築資材も一から検討し直し、抗菌抗ウイルス素材を可能な限り使用しています。ウイルス拡散期には入場ゲートに噴霧式消毒液を設置し院内へのウイルスの持ち込みをシャットアウトする装置の導入を予定しています(岩見沢本院では7月から稼働しています)。現金授受を可能な限り減らすために自動会計装置の導入も検討中ですが望むレベルの機種が存在しないため当分は会計での現金とキャッシュレス決済で対応予定です。設計、建築、設備とも患者様が安心して治療をうけることのできる施設を作るべく知恵を絞っています。かならずや満足のいく施設になると確信しています。

医療設備

  • 可動式MRI:イタリアEsaote社の可動式MRI:G-Scanを道内で初めて導入します。全国でも3台しか稼働していません。立った状態で撮影が可能であり、永久磁石ですが超電導なみの画質が得られ、撮影時間も従来の1/3程度となります。椎間板ヘルニアや膝の靱帯損傷など痛みを出す姿勢での撮影が可能となることにより正確な病態把握ができます。
  • レントゲン透視装置:国内1号機となる日立製の機種を導入します。放射線被ばくの少ないDRシステムを採用しています。可変式であり当院独自の神経ブロックの手技がより早く正確に可能となります。座面が上下に動くことにより移乗がよりスムーズに可能となります
  • 骨塩定量装置:最式のものを導入します。
  • リハビリ設備:ウオーターベットや牽引装置、低周波機械などとともに新しく交感神経節レーザーを導入します。難治性の肩こりや腰痛など応用範囲は広く期待される器械です。
  • 運動療法:TechnoGym社のサーキットトレーニングシステムを医療施設では道内で初めて導入します。スポーツジムでもまだまだ普及されていません。上肢や下肢、体幹の筋力訓練を効率よく行うことができます。アスリートから高齢者まで初期設定後は自動で負荷の調節が可能となるマシンです。

建築は順調にすすんでいます。岩見沢本院の良いところを踏襲し、より良い施設を目指すとともに、新しい医療にも取り組んでいきます。PRP-FD治療やACPダブルシリンジによるPRP治療も継続し、肉体的だけではなく精神的、整容的治療にも積極的にチャレンジすべく用意をすすめています。

スタッフは岩見沢本院から数人移動しますが、基本的に新規に採用予定です。当法人の意思:すべての患者様が痛みなく、快適に生活できる環境を提供する。を体現できる人材を積極的に採用していきます。開院まで今しばらくお待ちください。