2022年年頭のご挨拶

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岩見沢ごうだ整形外科、札幌北7条ごうだ整形外科に通院中の患者様、あけましておめでとうございます。

 昨年は多くの困難なことがありました。2020年初めから続いている新型コロナウイルスには多くの人々が未だ苦しめられています。日本は小康状態ですが世界的にはまだ終息に至りません。私自身も3月に濃厚接触者となり10日間の自宅隔離を経験しました。その間は佐々木院長とスタッフ全員で診療を支えてくれました。ごうだ整形外科では当初から行っていた感染対策を継続して行っています。パンデミック初期には熱発があると診療を受けられない施設が多くありましたが、当院では一人の患者様も断ることなく診療を行いました。病院や自分自身を守るのではなく診療を継続することを選択しました。適切な感染対策を行うことにより感染者が来院していても、当院から拡散することは防止できると考えてのことでした。中でも職員総出の次亜塩素酸による館内の清拭は来院者のみなさまより好意的な声を頂いています。飛沫をふき取ることの意義と職員の意識の高さが安心して受診できる環境のアピールになっていると思います。

 両院とも昨年は新型コロナのワクチン接種も積極的に行いました。岩見沢では保健所の指示のもと定数を決めて行いました。通常診療中に行うため来院の患者様にご迷惑をかけることもありましたが、大きな問題なく1,2回目の接種を終えることができました。2月からは3回目の接種もはじまります。札幌ではまだ開業間もないこともあり余裕があるため最大限の接種を行いました。かかりつけ医以外の接種も行いました。6月、7月には予約できない施設が殆どの中、当院では誰一人として予約を断ることなく接種を行いました。政府が接種を促す中、接種場所のない方々から感謝の言葉をたくさん頂きました。北7条ごうだ整形外科の開院の時には内覧会を行うことができなかったため、ワクチン接種時に院内設備の見学を行ったことも好評でした。

 職員は岩見沢で理学療法士2名、レントゲン技師1名の補充を行いました。新しい風が吹き込んでいます。岩見沢は多い日はワクチンを含めると350人以上の来院があります。できるだけお待たせしないように工夫していますが、マンパワーの補充を早急に解決したいと考えています。河野副院長の退職(河野先生は故郷の九州で開業されます。健闘を祈ります)後、北新病院から大泉先生と吉岡先生にお手伝いしていただいています。手術の必要な患者さまは遅滞なく治療してもらって助かっています。清藤先生もかわらず診療しています。清藤先生のファンも増え外来は混みがちです。佐々木総合院長と合田は岩見沢と札幌を分担して診療にあたっています。

 昨年は札幌北7条ごうだ整形外科を開院し、岩見沢だけでは分からなかった多くの事に気づくことができました。一番大事なことは共通していることも自覚しました。病院に求められていることは医師の技術や施設の立派さではないことです。それは医師を含めたスタッフの医療や患者様に対する真摯な姿勢です。良い医療を提供することはもちろんですが、この病院にきて良かったと思ってもらえる環境作りにこれからも取り組んでいきます。

2022年1月 医療法人社団GOZEN 理事長 合田猛俊