2021年4月1日、当院分院が札幌市中央区北7条西24丁目に北7条ごうだ整形外科として開院いたします。構想から約3年、用地の取得からはじまり多くの関係者にご助力いただきました。この場を借りて感謝いたします。
設計、建築の段階で新型コロナウイルスの拡散がはじまり、医療機関の在り方が問われる時代となりました。本院の岩見沢では試行錯誤を繰り返し感染対策の基本的な考えを確立することができました。札幌ではその考え方を基本にすえ、建築資材から抗菌抗ウイルス素材を可能な限り使用しました。診察室は常に空気の対流ができる設計をおこないました。患者様が安心して来院できる環境を用意できたと思っています。
分院の開院に伴い、佐々木拓郎先生が当法人の常勤医師として着任しました。岩見沢と札幌を合わせて総合院長として治療にあたります。私(合田)と佐々木先生は彼の医師としてのキャリアの始まりからの付き合いであり、気心が通じており安心して治療を任せることのできる医師です。主に下肢(股関節や膝)を専門領域として活躍していましたが、スポーツや産業医の資格ももっており、幅広い分野での活躍を期待しています。
河野大先生は副院長として診療にあたります。河野先生は整形外科全般とエコーを用いた最新の治療を得意とします。
4月からは岩見沢本院火曜日午前外来に北新病院から大泉尚美先生と吉岡千佳先生が隔週で診療をしていただきます。お二人は上肢とくに肩関節疾患のエキスパートであり当院の多くの患者さまの治療にあたっていただいています。
清藤先生には変わらず木曜日午後の外来を担当していただきます。多くの患者さまが清藤先生を通して北海道整形外科記念病院で治療を受けています。
岩見沢本院から二人の理学療法士が札幌に転勤となりました。人員の補充を急いでいますが利用者さまにはしばらくご迷惑をおかけします。
医師は当面の間、本院と分院を掛け持ちで治療にあたります。
制度が安定するまで多少の混乱が生じるかもしれませんが、札幌でも岩見沢でもカルテを確認したりレントゲン画像の共有ができるシステムを構築しました。十分な連携をとりながら診療にあたりたいと思います。
本院同様、すべての患者様が痛みなく、快適に生活できるようにお手伝いをしたいと考えています。