内科領域では一般に普及しているエコーですが、整形外科領域では病変が比較的浅い部分に存在したり、骨などの影響もありエコーよりもMRIが重視される傾向にあります。当院もMRIを導入していますが、検査のみならず治療におけるエコーの重要性を鑑みこのたび導入にいたりました。エコーの長所はリアルタイムに画像をみることができることにつきます。当院では神経ブロックなどの穿刺の際に直接穿刺針を確認しながら正確かつ安全に薬液の注入を行っています。また、最近マスコミで話題となっている筋膜リリースの手技も容易に行うことができるようになりました。これからも用途に応じてMRIやエコーを使用し治療に役立てていきたいと思います。